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【4年USA】6日目,午後の活動(画像追加)2018/06/26

6日目の午後は,グループそれぞれの先生方に,先生方がふだん現地の生徒たちにおこなっている内容の授業をしていただきました。理科(化学)や数学,詩(Poetry),フランス語,美術(Art)などさまざまな内容の授業が,それぞれの教室で英語によっておこなわれます。生徒たちは,英語での説明に四苦八苦しながらも,一所懸命に先生方の質問に答えようとしていました。日本での授業とは異なる授業に,改めて新鮮な印象をうけている様子でした。
その後は,一部,明日のスキット発表に備えて練習や打ち合わせをおこなうグループもありましたが,多くのグループが,徒歩で20分あまりのところにあるMadison Parkまで出かけました。ワシントン湖の湖畔の穏やかな場所で,湖を背景に写真を撮ったりする生徒の姿が見られました。

19時からはSmith Hallにて,シアトルに在住する
高畑雪菜さん
のお話をうかがいました。高畑さんは,シアトルに本社があるNordstrom社などでVideo EditorやMotion Graphic Designerのお仕事をされ,さらにシアトル在住の日本人に向けたボランティア団体(SIJP)にも参加しておられます。学生時代,高畑さんの先生が,ノミを例に話された
「自分の人生にふたをするな」
という言葉をモットーに,種々の紆余曲折を経ながら,現在のお仕事にいたっているお姿に,生徒たちは非常に感銘を受けたようです。約1時間の講演後の質疑応答では,10人以上の生徒たちから,「モチベーションの保ち方」や「ある行動に踏み出す勇気をどのように身につけるのか」などの質問が出され,高畑さんはその1つ1つに丁寧にお答えくださいました(全体の会が終了したあとも,10人程度の生徒が個別に質問に訪れていました)。
「夢を他人に話すことの大切さ」
「快適ゾーンから抜け出し,その周りに広がる未知な部分,怖い部分,勉強しなければいけない部分に飛びこむことで,世界が広がる」
「失敗もラッキーと思う」
といったお話が特に印象に残りました。生徒からも,
「高畑さんの行動力,決断力がすごい」
「快適ゾーンから抜け出すことの大切さがわかった」
など,自分自身の生き方に刺激を受けた感想・印象を聞くことができました。高畑さんのお話が,これからの人生のターニングポイントにしてほしいと願っています。
明日は同じ時間に,シアトルの大学に現在留学しておられる学生の方々からお話をうかがう予定です。

Dan Jewett先生のScience(理科・化学)の授業
Dan Jewett先生のScience(理科・化学)の授業
Dan Osar先生のPoetry(詩)の授業
Dan Osar先生のPoetry(詩)の授業
Andrew先生のMath(数学)の授業
Andrew先生のMath(数学)の授業
Jillian先生のFrench(フランス語)の授業
Jillian先生のFrench(フランス語)の授業
高畑さんの今のお仕事成果の1つ
高畑さんの今のお仕事成果の1つ
高畑さんの原点の作品
高畑さんの原点の作品
質疑応答の一コマ
質疑応答の一コマ
生徒の質問に答えてくださる高畑さん
生徒の質問に答えてくださる高畑さん