入試情報

Q&A

説明会などにおいてよくお受けする質問について、一問一答形式でお答えします。

勉強が厳しい、というイメージがありますが、ついていけなくなる心配はありませんか。

中学の教科内容は中学2年の修了時まで、高校教科は高校2年修了時までに基本的に修得するというペースで、授業は進められます。
それだけを見ると、「速い」という印象を受けるかもしれませんが、授業時数は学習指導要領に定められた標準時数の1.5~2倍もあるため(英語が7時間、国語・数学が6時間など)、むしろゆっくりと、しかも深く、教科内容を指導することができます。特に中学1・2年生に対しては、落ちこぼれを出さないことに最大限の注意が払われ、小テストや単元テストで基準点に達しなかったときは、指名補習などの十分なフォローがおこなわれます。

塾に行かなくても大丈夫でしょうか。

学校の授業を集中して受け、授業に合わせた家庭学習の習慣をつけることが大切です。
わざわざ塾に通う必要はありません。塾に通っている生徒の割合は、1~2年生で10%、3~5年生で20%、6年生で40~50%ほどです。このように、大半の生徒は塾に頼らず、学校の授業中心に勉強しています。6年生になってもその姿勢を貫き、塾には全く通うことなく志望大学に合格する生徒が少なくありません。

学習への動機づけ、自分の将来を考える機会など、学校で取り組んでいることがあれば教えて下さい。

6年間を通じて、各学年のテーマ・指導目標に基づいたキャリア教育を行っています。
いろいろな行事がありますが、例としていくつかをご紹介します。

職業ガイダンス
3年生・4年生が対象です。保護者や卒業生を招いて仕事や社会、進路選択について語ってもらいます。
「ふだん聞くことのできない人たちから話を聞けてよかった」、「就職するのも仕事を続けていくのも大変そうだ」、「みんな自分の仕事にプライドをもっているのがわかった」、「自分の将来は自分で決め、やりたいことをやるべきだと思った」など、終了後には生徒たちのさまざまな感想が聞かれます。職業のこと、大学のことなどを具体的に考えていく生徒が増える貴重な機会となっています。
進学講演会
4年生・5年生を対象に、大学の教授や最先端の科学者の講義を体験する行事です。
2015年はサイエンス・ナビゲーターとして活躍する桜井進氏に講演をしていただきました。
講義の内容が大変魅力的だったこともあり、終了後には多くの生徒と先生の活発な質疑応答も行われました。
進学懇談会
5年生・6年生を対象に卒業生が受験や大学について語ります。
医療系進学セミナー
医療系の進学を考えている生徒を対象に実施しています。
医療の現場で働く医師・看護師・薬剤師などを招き、講演を聞いたり医療を体験したりします。

進学に対する生徒の意識は全体的にどのような感じでしょうか。

大学受験に即したカリキュラムと、教員の熱心な指導のもと、生徒は高い志望を抱いて大学受験に立ち向かっています。

高校2年生から、文系、理系に分かれ、受ける授業が異なってきますが、この時点で科目を絞らず、5教科すべてに十分な授業時間をあて、幅広い学力をつけることができるカリキュラムになっています。そのこともあって、高校2年の秋の三者面談の段階では、ほとんどの生徒が国公立大学を志望しています。受験を間近に迎えた高校3年生でも、医療系大学・学部への進学を考えている場合を除いて、おおかたの生徒の意識としては、できれば国公立大、私立であれば早稲田、慶應義塾、上智、という難関私立大学への進学希望を抱いているように思います。

このように進学に対する高い意識を生み出す要因として、カリキュラムや教員の指導だけでなく、生徒同士の“縦のつながり”、も見逃せません。部活動や生徒会活動において、上級生は下級生の面倒をよく見て、仲良く活動しています。お世話になった先輩が部活動を引退して受験勉強に立ち向かう姿を、後輩は心から応援しています。大学の合格発表の時期には、合格のしらせを教員室内に貼りだしていますが、それを下級生も見に来て、あこがれの先輩に自分も続きたいと、決意を新たにするようです。

女子の生徒数が男子よりも少ないようですが、なぜですか。

現在の全校生徒数は1137人で、そのうち男子が776人、女子が361人となっています。平均すれば、クラスに女子は12人程度といったところです。入試に男女別の定員枠がなく、出願者は例年の傾向として男子が多いという実態が、こうした男女差の開きに直結しています。ただしこの4年ほどは女子生徒の増加傾向にあり、今年度の中1は、クラスに女子が15~16人となっています。

女子が学校生活を送るうえで不都合はないのでしょうか。

女子が少ないことで何かハンディキャップを負い、不便な思いをしているかというと、現実はその反対で、女子は生き生きと学校生活を送っています。

人間関係の面では、女子は少数だからこそ、いっそう互いの関係を大切にしていきたいという気持ちが強いのかもしれません。部活動などを通して学級・学年を超えたつながりもできるので、友達づくりが難しいという問題はないように思います。ホームルーム活動や生徒会活動でも女子の出番は多く、文化祭・体育祭の実行委員会で女子が中心的役割を務めることも珍しくありません。

部活動は盛んでしょうか。人気の部活、変わった部活がありましたら教えて下さい。

部活動は生徒の人格形成のための重要な場として位置づけられ、恵まれた施設を活用し、9割以上の生徒の参加のもとにきわめて活発におこなわれています。

グラウンドと野球場は、本校と堀越高校の共用であるため、部活動でいつでも使えるというわけではありませんが、サブグラウンド、第2球場を代用することで、使用場所のやりくりをしています。

部員数が100人前後いるテニス部やバスケットボール部、サッカー部をはじめとして、運動部に人気が集まっています。一方、地道な研究の成果を文化祭の場で発表し、来校者に評判のよい生物部、天体ショーを望遠鏡で観測できる天文部などの文化部もあります。

部活動の活動時間、週あたりの日数、引退の時期などを教えて下さい。

活動時間は平日は1時間半~2時間、活動回数は週に1日から6日までさまざまです。休日に他校との交流試合を組む部も多く、また、中体連、高体連の地区大会などで好成績を収める部も増えています。

引退の時期は部活動によって異なります。高2の文化祭や秋の大会を最後に引退して受験勉強に専念する部活動もあります。部活動と帰宅後の家庭学習をきちんと両立させるのは簡単ではないようですが、高校3年の春のシーズンまで部活動をやり続ける部活動も少なくありません。

いじめや不登校はありますか。

まず、いじめの問題ですが、本校にはいじめは絶対にないとは言い切れません。互いの人格を認め合う心がまだ成熟していない低学年の生徒の間では、ちょっとしたいざこざが原因でいじめが起こる可能性はあると思います。しかし、仮にいじめが起きても、それを芽のうちに摘み取れる態勢が本校には出来ています。学校側が気づかないうちに、いじめがエスカレートしていくようなことはありません。

いじめがあるところでは、生徒の表情や教室の雰囲気などに何らかの変化が現れてくるものです。担任や授業を担当している教員などが異状らしきものを感じ取ったら、すぐに学年主任や副校長に報告します。該当学年の教員団はいろいろな情報を集め、また、生徒からも事情を聴くなどして、いじめの有無をよく調べます。いじめであることがわかれば、いじめをした生徒には反省を促す指導をおこない、保護者にも説明して、学校の指導に協力を求めます。

次に不登校の問題ですが、不登校の生徒は毎年、何人かいます。登校はしても教室に入れない“保健室登校”の生徒も、なかにはいます。生徒の状態によっては、小さな部屋を用意して、そこで自習させることもあります。不登校の生徒が短期間のうちに通常の学校生活に復帰するのはなかなか大変ですが、養護教諭や担任が親身な手助けをしています。

また、大学から心理学療法、カウンセリングの専門の先生を招いて、月2回、こころの相談室を開き、心の悩みを持つ生徒やその保護者の相談に当たってもらっています。

東日本大震災のときの状況や対応はどうでしたか。

2011年3月11日は、学年末試験も終わって成績処理期間の家庭学習日で、部活動等で200人ほどの生徒が登校していました。学校の敷地は地盤が固く、校舎も1981年制定の新耐震法以降の建物であり、揺れはしましたが特に損傷はありませんでした。校内の生徒を一堂に集め、交通機関の状況を確認して、安全に帰れる生徒、保護者に迎えに来てもらった生徒は帰宅させ、安全な帰宅が確認できない20人の生徒は、教職員とともに学校に宿泊しました。これらの状況はホームページにて逐一発信をしました。

学校の安全対策について教えてください。

学校では災害時に備え、在籍生徒全員の3日分の非常食の入ったサバイバルセットをはじめ、各種防災備品を備蓄しています。

また、その他の安全対策として、年1回の防災訓練はもちろん、警察や消防の指導のもと、教員と生徒を対象に、不審者対策講習会やAED講習会なども、年1~3回おこなっています。

保護者への緊急連絡の手段は、電話連絡が主ですが、2011年から、それを補うものとして保護者の携帯電話やパソコンへの一斉メール配信システムを導入しました。