キャリア教育
将来への意識を高めるための
キャリア教育
穎明館では6年間を通じて、系統立ったキャリア教育を行っています。
階段を一歩ずつ上るように着実にその学年のテーマに応じた内容で勉強することで
一人ひとりの実力を伸ばし、夢の実現に向けた具体的に指導をし、
将来に対する明確なビジョンを持たせています。
人生の先輩たちから学ぶ「キャリアガイダンス」
各界で活躍されている卒業生6名ほどをお招きし、仕事上の喜びや苦労を語っていただきます。
職業を知るだけではなく、穎明館で得た経験が社会に出てからどう活きるのかを具体的にイメージでき、将来に向けて自らの学校生活への意識を高めていくきっかけとなります。
- 2024年度の講話
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エンジニアとしての仕事、働き方。将来に戦略的に向き合うためには?
五反田 正太郎様(第28期卒業生)
東京大学理科一類・理学部情報科学科~同大学院卒業後、LINE 株式会社(現LINEヤフー株式会社)入社私はソフトウェアエンジニアとして就職し、以来多国籍チームで働いています。同僚との会話に加え海外のカンファレンスに出張して発表することもあり、仕事で英語は欠かせません。
今思えば、穎明館在学中に参加したアメリカ体験学習の経験が、英語を使った仕事にチャレンジする勇気をくれたと思います。
進路選択というと「好きなこと・やりたいこと」を基準に考えがちですが、よりメタ的な視点を持って考えると良いでしょう。私の場合、英語力を身につけられることやフレックスで自由な働き方ができること、移り変わりの早い業界のため、飽き性な自分に合っていることなどを総合的に考え今の仕事を選びました。
受験においても自分に合った戦略を考えることは重要です。私は自分には合わないと思い塾には通わず、放課後は学校に残って勉強していました。代わりに先生にお願いして対話型の講習や過去問の添削をしていただいていたほか、友人と問題を出し合ったり、同じ問題を競って解いたりしていました。結果的に塾に通うよりも楽しく有意義に勉強でき、大学にも合格することができたと思います。 皆さんもそれぞれに合う形で穎明館を思う存分活用し、進路希望を実現していただけたらと思います。
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3・4・5年生対象
学問探究の魅力に触れる「進学講演会」
一流の研究者をお招きして、学問研究の面白さや研究活動の醍醐味・魅力などをお伺いします。
専門的見地から社会に貢献する真のリーダーの姿に憧れを抱き、自身の進路について深く掘り下げていくきっかけとなります。
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東京大学大学院工学系研究科教授 小林 英津子 先生 -
東京大学大学院工学系研究科長・工学部長
システム創成学専攻教授 加藤 泰浩 先生
希望者対象
東京大学訪問/検察庁 模擬評議体験
希望者を対象にした学外への訪問・見学会を実施しています。
2025年は東京大学を訪問し、工学部の教授より特別に講義をしていただきました。さらに卒業生の協力を得て、研究施設などの見学を行いました。
また,検察庁のご協力のもと、庁舎の見学や模擬評議の体験を行いました。

